在宅ワークならではの問題

自宅で時間や人に左右されずに業務遂行できる在宅ワークは、ストレスフリーな働き方の一つです。上司や部下などもいない自分一人だけの仕事場ですし、人間関係に関するストレスはほとんどないといえます。

在宅ワークでも、電話やライブチャットなどを通じてクライアントと打ち合わせを頻繁にする仕事もありますが、内職やクラウドソーシングサイトを通して行う案件のように、純粋に自分の担当する作業にだけ集中できるタイプのものも多いため、仕事を選べば自分一人だけで働くことも可能です。

そんな在宅ワーク特有の問題として挙げられるのが、仕事とプライベートの切り替えができないというところ。メリハリがなければ、ストレスは蓄積する一方です。

実際、子供が学校に行っている間や就寝してから仕事をすることができますし、退屈な時間にこつこつ仕事を進めることもできます。主婦にとって仕事をしやすいスタイルですが、オンとオフの切り替えがなくなってしまえば、ストレス発散をする時間がなくなってしまいます。

この問題点を克服するには、一日の中で仕事をする時間を厳格に決めたり、仕事に目標を設定してその目標まで到達したら自分にご褒美を与えたり、といった対応が最適です。

好きな音楽を聴きながら作業をするのも、ストレスを軽減するアイデアの一つです。また、作業能率が落ちてきたと感じたら買い出しなどの他の家事を行うのもいいでしょう。

また、在宅ワークはあまりにも人に合わなすぎてストレスになる場合も少なくありません。時間ができたら外出して、積極的に人に会って、気持ちを切り替えることも大事です。